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100円で買えるペンの紹介 061201
100円ショップが市民権を得て久しいが、ここで紹介するペンは元々100円前後のもの。以前は値段が高め(5000円前後)のペンを使うことが多かったが、数年に一回ぐらいのペースで紛失し、その都度ショックを受けて仕事もできなくなってしまう。そんなこともあって、この数年は安いペンに切り替え、なくしたときのショックを軽減しようと思っている。でも安ければ何でもよいわけではなく、ある程度使えるペンを吟味している。

ビックのボールペン オレンジ Midium 1.0mm

このボールペンは、ヨーロッパへ行くとホテルの部屋に無造作に置いてある普通のボールペンであり、大抵ホテルの名前なんかが印刷されている。あちらではかなりポピュラーなボールペン。日本では、大型文具店、ロフト、ハンズなどで取り扱っているが、実は100円ショップが一番安い。値段は2本で100円。一本当たり50円という安さ。場合によってはビックボーイストラップまで付いている。

さて、これを使っている理由はいくつかある。まずは鉛筆の太さに限りなく近い。断面形状も6角形であり鉛筆そのもの。国産のボールペンは、太かったり、グリップ部分に細工があるものが多くダメダメ。鉛筆好きとしては、鉛筆に近いフィーリングが重要な要素であり、近ければ近いほど自在に操れるようになる。また重量も大切な要素。鉛筆はすごく軽いのだが、このビックのオレンジもボールペンにしてはかなり軽い。こういう視点で見ると完成度は意外なほど高い。

ペン先ボール径1.0mm。国産のボールペンはボール径が小さい(0.5mm)ものが主流で、小さい字、しかも漢字を書くには適している。ビックのオレンジは、1.0mmと太めであり、小さい字を書くには無理があるが、その代わりスラスラ書ける。実は個人的に文字を書く以上に絵を描くことを重視しているので、太目のボールペンの方が都合がよいのだ。国産にも1.0mmはあるが、鉛筆と違うフィーリングはダメなのだ。また水性ボールペンや、最近ではゲルインキのボールペンがあり、ちょっと試してみたが、文字を書くにはよいが、絵を描くにはどれも不満な結果となった。やはり油性ボールペンが一番扱いやすい。

シンプルさ。見た目も構造もシンプルそのもの。ちゃちといえばちゃち。でも洒落ているようにも見える。France製らしい。芯を抜くときはネジではなく、ただ抜くだけ。スポッと軽く抜けてしまう。そんな構造にもかかわらず意外とがたつきはなく、しっかりしている。世の中、ノック式ボールペンが主流のようだが、あれはどうしても構造上がたつきが出やすい。微妙なコントロールを要求すると、ノック式は使い物にならない。


ぺんてるサインペン
これは1本100円。個人的に気づいたときには使っていたというペンで、調べてみたら1963年発売。(生まれる前からあるんだ。ちょっとびっくり) それからほとんど仕様変更はなく、未だに売られ続けている超ロングセラーの水性ペン。調べたついでに出てきたのだが、ヒットの火付け役はアメリカのようだ。大統領が使ったり、NASAが使ったりしていたようだ。

書き味が独特で、紙にちょっとひっかかるような感じがし、カスカスと音がする。これが意外と気持ちいい。水性なので、裏に染みることもなく安心して書ける。その名の通りサイン用ということもあって、宛名書きには太さもちょうどよく使い勝手もよい。

インク詰め替え式ではないため、どうしても数年で消耗してしまう。本来、使い捨ては避けたいのだが、代わりになるようなペンも見つからず、使い続けている。

形状は、見た目以上に微妙なラインで構成されている。60年代ぽさが、こういうラインに現れている。お尻の樹脂のクリーム色も微妙だな。今は見かけなくなった黒電話に似合うペン。

ぺんてるの品質はすごく安定していると思う。未だにぺんてるを使っていて、こりゃひどいと思ったことはない。また独創性もすごいものを感じる。興味深い会社だ。


ぺんてる ボールPentel B100
値段は1本100円。水性ボールペンであり、これも1970年に発売でロングセラーだ。

実は小学生のときに、学校からこれで原稿を書くように言われて配られたことがあり、それ以来愛用している。水性ボールペン&樹脂製チップの滑らかさに感動したものだが、今はそういう機能面では、さらによいペンがいろいろ登場している。結局のところ、使い続けている理由としては、ルックスが大きいかもしれない。ペン先のちょっと気が抜けているイメージとか、この微妙な青緑色の何ともおとぼけたところなど。

用途としては、主に会議で議事録などを書くのに使っている。アバウトにガンガン書くには適している。一方、絵を描くには適しておらず、油性ボールペンと鉛筆にお任せ状態。あとは使う環境の条件に左右されやすいかもしれない。温度変化の激しい車の中や、気圧の変化などに弱そうだ。インクが出にくくなったことがある。

ボールPentelに限らずペンの色は青ばかり使う。コピー資料に書き込みする際には黒よりも重宝するからだ。ということで一色だけ持ち歩く場合は迷わず青となる。国産の青色は深みがないものが多いが、このボールPentelは良い方だと思う。




Bic4色ボールペン
これは100円ではなさそうだ。いくらで買ったか忘れたけど300円台ぐらい。4色ボールペンなので、1色100円以下ということで。最近持ち歩くペンはこればっかり。やはりオールインワンというか、これ一本あれば他のペンを持ち歩く必要がないのはうれしい。以前ロットリングの3色+シャープペンを使っていたが、なくしたので、これに切り替えたのだが、あまり使い勝手はよろしくない。(別にロットリングが使い勝手がよかったわけではない。むしろ最悪。)

4色は随分と欲張っているが実際にはそんなにいらない。2色もしくは3色あれば充分。ビックには3色もあるので、そちらでもいいのだが、たまたまこれしか売っていなかった。色数があるといろいろ重宝するのは確か。特に資料に書き込む際には赤や青が必要になってくる。最近はコピーを配られて、それに書き込みながら打合せすることが多いので、色つきボールペンは欠かせない存在。

ノック式は、がたつきが出やすいのだが、このビックはあまりそれが感じられない。よく見たらペン先がたわんで斜めに出ている。構造上仕方ないのだが、ビックは他のメーカーのものよりも、かなり極端に斜めになっているように思う。この力を利用してガタツキを防止しているのか、たまたまそうなったのか分からないが、ペン先が常に微妙に曲がっているのは気持ち悪い。がたつくよりはマシですが。

軸が太くて、えんぴつのフィーリングからは程遠い。微妙なコントロールはこれでやるつもりはない。メモ専門。

ペン先は1.0mmで、上記のオレンジと同じなので、それなりに書き味が滑らかでよろしい。

一番気に入っているのはルックス。ボディの色も明るいのに品があり、なかなかおしゃれだと思う。 使い続けているのは、その性能以上に見た目の好感度が大きいかもしれない。使う理由は、油性ボールペン、ペン先の太さ、そして見た目だという結論。
   


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